考えすぎてしまうことってないですか。昨日Aさんに言われたあの言葉、なんかトゲがあったな、気に触ることいってしまっただろうか・・・と、気がついたらある一つのことに対してぐるぐる考えて1時間経ってた・・・とか。そんな時よく私たちがしているのが、頭のなかでのおしゃべりです。

どういうことかというと、「やっぱりあーすればよかった」「あんな風にいわれたら次に合わせる顔がないよな」「また余計なこといっちゃった」「どうしよう」「あの人の機嫌損ねちゃったかな」「なんて思っただろう」「また先走っちゃった」などなど。思い当たりませんか？頭のなかで一人でつぶやいているのです。

人生という旅の過程でのほんの一瞬のことなのに、私たちはネガティブなことを引きずってしまうことがある。いいとか悪いとかではなく、人間ですからそんなときだってあります。しかし、起きてしまったことはどうにもならないから、まずはその頭の中のおしゃべりを鎮めてみませんか。意識して。

方法のひとつは目を閉じて深い呼吸をすること。

＜深い呼吸の方法＞
椅子に座り、背筋をのばして地に両足をしっかりつけます。
リラックスするためにも膝は少し開くくらいがよいでしょう。
手のひらを上に向けて膝の上に自然に添わせます。
準備が整ったらまずは息を吐き切ります。その後、鼻から息を大きく吸います。
息を5秒くらい止めます。
口からふーっと息を吐き切ります。
息を鼻から吸うのと口から吐くのを数回繰り返します。

何か頭によぎったら、あーよぎったなと思うだけ。いまここに集中します、と心の中でいって呼吸を続けてみましょう。ふっと消えるはずです。意識して行っていくことで、かなり頭の中でのおしゃべりが減ります。

頭のなかのおしゃべりを意識的にやめて、様々なことに気づけるスペースをあけておきましょう。